ボンソワー、ズッカです!
リヨンで生活を始めてすでに3ヶ月が経ちました。
そして、年が明けました。
遅れましたが、今年もよろしくお願いします。
リヨンに来てから更新頻度がカナリ落ちていますが、それでも発信し続けていきます!
これまでの月毎のまとめ記事は以下から!
渡仏11ヶ月経過
渡仏からは11ヶ月が過ぎ、リヨンに引っ越してからは3ヶ月が過ぎました。
リヨンに着いてから2ヶ月たった 12月の始めは正直スゴいシンドかったです。
前回の記事を書く少し前がピークでしたね。。
今思うと、フランスに来てから一番シンドい時期だったかもしれません。
ここに来てから何もかもがうまくいかねえ!って感じで。
喘息の発作は出るし、Contrôle continu(中間テスト)の結果は散々だし、とにかくリヨンに来てから何もかもが空回りして、すっかり参ってました。ちなみに、喘息の発作はもうほぼ治りました。健康一番です。ほんとに。
今はかなり気持ち的にも前を向いていて、だいぶ身軽な感じです。
なんでそうなれたかっていうと、「なるようにしかならねえ、けど、どうにかなる!」と開き直ったのと年末にストラスブールに帰ってリフレッシュ出来たのが大きいのかなと。
3ヶ月経った今、この変化を少しずつ受け入れられるようになって来ています。
リヨンでクリスマス
クリスマスはリヨンに来てから知り合ったフランス人夫妻の家で一緒に過ごしました。
彼らとは10月に知り合い、以来月1ぐらいのペースで家に招かれて食事を共にしています。
偶然にも夫妻はストラスブールで共に学生時代を過ごし出会ったとのこと。以前そこに住んでいた自分にとって運命のようなものを感じました。
日本好きな夫妻は、今のぼくのリヨンの生活の中でとても頼れる存在であり、毎度彼らの暖かさと優しさに助けられています。
そんな彼らのご好意で、クリスマスは伝統的な料理でぼくをもてなしてくれました。
エスカルゴとか生まれて初めて食べました。。
どれも本当に美味しかったです!
また、クリスマスということで、彼らはぼくにプレゼントを用意してくれました。
暖かい料理ともてなしで十分満足なのに、これは予想外でした。。
「フランス語の上達の助けになる」ということで、彼らオススメのフランス映画のDVDと可愛い缶いっぱいに詰まったクッキーを頂きました。
こういうリアルなフランス家庭の空気感だったり料理をクリマスの時期に味わえることはとても貴重です。
いつも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもこういう関係を大事にして、自分も恩返しをしなければなりません。
ストラスブールで年またぎ
クリスマスをリヨンで過ごした後はストラスブールへ帰りました。
行き帰りともにおなじみ?のブラブラカーで。
高速道路5時間の道中を終え、ストラスブールに着いてまず感じたこと。
サ・ム・イ。
ストラスブール、寒いっす。
でも、その寒さがどこか懐かしく、ストラスブールに着いたばかりのときのことを思い出させました。
そんな寒さなどはお構いなしに街中を見て回りながら前の暮らしていたマンションへと向かいました。たったの3ヶ月ぶりにも関わらず、すでに懐かしく感じたのがとても不思議でした。
ストラスブールでの寝泊まりは前に住んでいたマンション。
ぼくと入れ替わりで新しいルームメイトが入ったのですが、彼らはすでに退去し(ERASMUSかなんかそんなような感じの短期滞在だったため)、ちょうどバカンス時期で部屋が空いていたため、その空いている部屋で1週間ほど過ごしました。
前の家に行くと、当時のルームメイトが暖かく出迎えてくれました。
ラシッド、ユセフ。(彼らは何度かこのブログに登場しています。)
一度は家を去ったラシッドですが、ぼくが来る数日前に再び、ここの住まいに戻ってきました。
彼らと再び同じ空間を共有することは、なんだかとても不思議でした。
「おれ、まだここに住んでるんじゃないか?」って錯覚を引き起こしました。
「ああ、前もこんな感じだったな」と。
以前の仲間と食卓を囲んで、晩酌しながら談笑した時間は何気ないものかもしれません。でも、そんな何気ない時間が自分をリラックスさせて、この土地に居座れて良かったなと心から思わせてくれました。
ただ一つ残念だったのは、行きつけのバーの店員のマリリンが、ぼくが戻ってくる1週間ほど前に店を辞めて引っ越してしまったことです。。引っ越し先はストラスブールからそう遠くなく、以前のルームメイトとの共通の友人でもあるので、また次回会えることでしょう!
マリリン、優しくて可愛かったな(笑
ぼくがストラスブールから離れたように、こうして少しずつ人々を取り巻く環境は変わっていき、皆それぞれの道を歩むということがどこか少し寂しく感じさせました。そう考えると、以前の共有し会った時間というものは、決して当たり前ではなく、尊く儚いものだったのかもしれません。
ストラスブール滞在中は他に旅行するわけでもなく、特に何をしたわけではないですが、あの空間に再び浸りながら気の合う仲間と時間を共有できたことは、リヨンに来てから溜まっていた自分の中のフラストレーションを解き放ちました。
リヨンではどう?と聞かれ、今の悩みだったり思いの丈をブツけると「また、戻って来いよ!」と。
前の家の家主も「戻って来るなら、部屋空けとくからな!」と。
愛されているんだなと実感しました。
年越しパーティーの際も知っている顔触れが続々と集まり(総勢20人ぐらい居たような・・・)、外ではpétardがあちこちで鳴り響いていました。部屋から見える大聖堂を前にみんなで「Bonne année !!」と祝いました。
頼れる仲間とこうして一年の節目を終え、新たな一年の始まりを共にできたことは、これまでの人生の中の年越しで間違いなく一番です。来年もこうしてまた新年を迎えたいです。
ストラスブールのクリスマスマーケット
ぼくがストラスブールに着いたのは2月だったので、そのときはすでにクリスマスマーケットがすでに終わっていました。これを見ずしてストラスブールは語れない!?
というわけで、もちろん見にいきました!!
テロの後にも関わらず、老若男女と多くの人で賑わっていました。
そんなストラスブールのクリスマスマーケットの雰囲気を画像で少しお伝えします!
これ見たら行きたくなりますよね!?
これまでいくつかの年をクリスマスシーズンに訪れましたが、ストラスブールのキレイさは中でも群を抜いています。それもそのはず、クリマスマーケットの規模が大きく、見る者を幻想的な世界へと誘います。
こう言うのもアレですが、リヨンのペラッシュのそれなんて比べ物になりません。クリマスマーケット期間中はストラスブールの魅力が最大限に発揮される期間と言えます。
まとめ
ストラスブール滞在中に一人で街をブラブラしながら、色々なことを思い出したり考えたりしました。
よく来ていた大聖堂周辺を歩くと、当時の心境が蘇りました。
近しい友人と再会し、それぞれが別の目標や進路に向かっている話を聞き、またもう一度歩き出そうと背中を押された気がしました。
また、次にストラスブールに戻るときが今から楽しみです。
以上、渡仏から11ヶ月経った、リヨンでの3ヶ月経過した現状を振り返ってみました。
この記事がフランス留学中の方、フランス語を嗜む方の励みや参考になれば幸いです。
では、みなさんボンソワレー!!