ボンソワー、ズッカです!!
9月29日に無事、リヨンに着きました。
だがしかし、今だに家はなく新居探しは続行中です。
そんなわけで、ストラスブールからリヨンまでの引っ越しについて今日は綴ります。
ストラスブール最終日
9月28日、ストラスブール最終日。
この日は授業もなく、昼間は家でゆっくりと過ごし、午後は学校のアクティビティに参加しました。
最後なんで、知っている人に挨拶しようかなと向かいました。
その後は近所のバーへ行き、ここでも顔なじみの人たちに挨拶。
夜ということもあって、なんか「あー、明日ここを去るのか」という思いがヒシヒシとこみ上げる中、このバーにぼくを連れ出してくれたラシッドには本当に感謝しています。
彼と再会するのは、もっと先だと思っていたら、最近ストラスブールにまた戻ってきて、レストランでの仕事をまた再開するというのだから、この日はリヨン出発前最後の会合となりました。
自身の刊行する本のサンプルを嬉しそうにぼくに見せてくれました。
バーを後にした後、その夜は家主が所有する別アパートに住むルームメイトのパーティーがあったので、そちらに出向き、家主をはじめとするみんなに会いに行きました。
ぼくがついた頃には、家主はすっかり酔った状態で、「お前と出会えてよかったよ!とてもouvertだしsympaだし、とにかくお前はSuper coloc!!」という言葉をもらいました。
もうね、この方のおかげで、ぼくのストラスブール生活は本当に快適でした。
銀行の開設や現地でのビザの最終手続き等、色々助けてもらって、彼がぼくを受け入れてくれたからこそ、これまでのルームメイトたちと知り合い、人の輪というものを広げることが出来ました。
今後も人との縁というモノを大切にし、自分もまたそれを誰かに繋げなければいけません。
引っ越しの荷造り
引っ越しの準備を始めたのは前夜の金曜日。
出かける前の午後に少々取り掛かり始め、パーティーから帰宅後の深夜0時過ぎに本格的な準備を再開。
結局、部屋の掃除とかしてたら、朝の四時ぐらいまでかかりました。。
上から、引っ越し前々日の夕焼け、前日の夜、当日の朝の部屋からの景色。
すっかり片付いた自分の部屋を前に、見慣れた窓からの景色がいつもよりキレイに見えたのは気のせいでしょうか。いつの間にか、部屋から見渡せる大聖堂は日常になっていました。
初めてこの部屋に来たとき、「なんてキレイな景色なんだ!こんなところに住めるのか!」と感動したのを今でも覚えています。
色々あったなと上記の景色を見ながら振り返る中、8ヶ月暮らした街はすっかりと居心地の良い場所になっていました。
いざ、リヨンへ
朝、リヨンへ6時に出発する予定が、遅れました。。
普通に寝坊です(笑
リヨンまでの交通手段は、ルームメイトのひとりのフランス人であるユセフがぼくをリヨンまで車で送り届けてくれることになっていました。もうね、本当にありがたいです。「荷物もあるし、一緒に行こう」と提案してくれたのです。
早朝、彼が起こしに来たのですが、あまりにも眠そうなぼくの顔を見て「出発時間を遅らせよう」という結論に至りました。
そんなわけで予定より2時間遅い8時過ぎに、リュックサック二つと大きいスーツケース一つ、中ぐらいのダンボール二つを車に詰め込んで出発しました。
高速道路を使えば、5時間ぐらいで着くのですが、なるべく節約して行こうということで、あえての下道で行きました。道中は彼の自作のフランス語ラップを聴いたり、ぼくは君が代を教えたりもしました(笑
そんな楽しいはずの道中なのですが、途中、山道が激しく、ぼくは八月のマルシェを手伝った時以来の車酔いを味わいました。。マジで吐くかと思った。
フランスで暮らし始めてから、山道に弱くなったような。。
合計8時間ほどの道中を走り終え、リヨンについたのは午後4時過ぎでした。
リヨンでの滞在先
冒頭でも述べましたように、今ぼくはプチホームレス状態です。
フランス語で言うならSDFです(笑
リヨンについて間もないこと、自分の家が決まっていない上に他人様の家にお世話になっていることも相まって、いま非常に落ち着かないです!!
一体どこで寝泊りをしているのかと言いますと、ぼくを送り届けてくれたユセフの友達がリヨンに住んでいるため、住まいが見つかるまでの間は彼の友達にお世話になっています。ここでもまた、人とのつながりの大切さや有り難さをモノスゴい実感しています。
ホテルで毎晩過ごしていたらかなり割高になってしまいますからね。。
元からの知り合いの家にお世話になるなら未だしも、初対面の人の家に居座るわけですから、とても気を遣います。「自分の家のようにくつろいでくれ!」と言われてはいますが、さすがに好き勝手やるわけにはいきません。
そんなわけで、今はなんとか凌いでいます!!
まとめ
新しい土地へ来て、家もなく、知り合いもいなく、出だしとしては中々ロックな感じがあるなと(笑
なんとも言えない緊張感があって、ストラスブールに着いた頃を思い出します。いや、あの頃よりセッパ詰まってる感が否めない。。
住み慣れた環境を置き去りにして、新しい環境に飛び込むってすごい体力、気力を使います。
でも、ここを乗り越えたらまた新たな世界が広がっているはずです。
とりあえず、新居を見つけないと始まりませんし、この緊張感は解けない!!
では、みなさんボンソワレー!!