![【フランス留学】家・アパートの探し方!【ワーキングホリデー】](https://freebrle.com/wp-content/uploads/2019/09/chambre.jpg)
このページにたどり着いた主人よ、お主はもしかして、フランスでの家探しに苦難している流浪の民ではなかろうか!?
そんな主人の手ほどきをするべく、我が知る限りの情報を此処に網羅しようではないか・・・。
そんな冗談を挟みつつ、ボンソワー、ズッカです!笑
夏休みが終わりに近づき、フランスに戻って来ました。
が、家がありません・・・。
流浪の民とは何を隠そう自分のこと・・・笑
世間ではこういうのをホームレスというのでしょうか。
しかし、もうすでにこのような状況は経験済みのため、さすがに2回目となると以前ほどは動じません。
まあ、仕方ないか。こんなもんです。
だって、みんな探しているのだから!!
7月〜10月は家探しに苦労する時期なのです。
というわけで、本日はフランスでの家探しの仕方をぼくが知っている限りの情報をとにかく詰め込んでみようと思います。
以前も軽く、家探しについての記事を書きましたが、今回はそれをもっと詳しく掘り下げた完全版って感じで行くのでシクヨロです!
フランスでの滞在方法
まず、フランスで家を探すにあたり、どんな滞在方法が主流なのかを簡単にまとめてみます。
滞在方法は以下の三つに大きく分類されます。
ホームステイ
フランス留学にあたっての王道中の王道がこの方法。
初めての海外留学で現地で生活をする方にオススメの方法です。
短期でフランス留学する方には良いですが、長期で滞在する方にとっては料金的な面を見ると割高感が否めません。
通常、ホームステイは学校やエージェントと連帯していることが多く、仲介料なども上乗せするので高い傾向にあります。
メリット
・2食または3食付き
・料理・雰囲気と、フランスの伝統的な家庭を体験することができる
・ステイ先は外国人留学生の扱いに慣れているので、語学初心者に最適
デメリット
・滞在費が他の滞在方法に比べて高い
・家によっては待遇に当たり外れがあることも
・自分の部屋に友達を連れてくることを禁止しているところもある
・食事の時間が決まっているため、時間を合わせなければならない
ぼくが実際に体験したホームステイについては以下から!
コロカション(ルームシェア)
ぼくのオススメがコロカションです!
かれこれ、一年以上ルームシェア生活を送ってきました。
画像はfêteをしたときのやつです(笑
日本ではあまり馴染みのないパーティー文化。
現地の若者とこれを味わえるのはコロカションならではの魅力です。
一方で誰かと暮らすのは大変な面もあったりします。
さすがに毎日パーティー三昧だったら疲れますし、ヨーロッパ人はアジア人ほど(特に日本人)細かな気遣いはしません。
ルールがないと言えば正しいのでしょうか。
この辺も人によっては合う合わないが分かれるところです。
メリット
・経済的かつ異文化交流ができる
・ルームメイトの人数が多いほど色々な人と知り合えるので、現地の友達を作りやすい
デメリット
・繁盛期(7月〜10月)は候補者が多く、中々入居できない
・英語もしくはフランス語ができないと、コミュニケーションを取るのがシンドイ
・稀に思いやりに欠ける人がいることがある
・協調性がないと暮らすのが難しい
実際にコロカションで暮らし、ぼくは実際に困った経験をしたことがあります。
契約にあたっての注意点
ネット上でコロカションを探すにあたり、たまにbail solidaire(連帯契約)と表記してあるのがありますが、これだけは選択しないことをオススメします。
どういうことかと言いますと、アパートに自分含め3人の同居人がいたとします。
そのうちの一人が退去し、すぐに次の候補者が見つからなかった場合、これまで3人で支払っていた家賃を2人で賄わなければならないというものです。
候補者が見つからない限り、これまでよりも割高な家賃を支払い続けることになってしまいます。
なので、bail individuel(個人契約)かどうかを確認しましょう。
一人暮らし
アパート、ステュディオもしくは学生レジデンスに単身で住むので、一番静かに誰にも干渉されることなく過ごせます。
ステュディオと学生レジデンスでは、ベッドと勉強机は備えついています。
キッチン、トイレ、シャワーは部屋に設備されている、もしくは共同です。
メリット
・すべてが自分基準なので、誰にも気を遣うことがなく、とにかくラク
・趣味や勉強に集中しやすい環境を作ることができる
・一人しかいないので、自然と生命力がつく
デメリット
・料理器具、食器類を購入する必要がある
・話し相手がいない
・引きこもりがちになってしまう!?
家探しでよく使われるフランス語!
家探しの際によく見かける大事なフランス語をアルファベット順に紹介します。
以下に紹介するサイトでは、これらの単語はほぼ毎回必ず使われるので押さえておきましょう!!
どれも大事なのが、その中でも特に大事なのを太文字で強調しています。
l'armoire タンス
l'ascenseur エレベーター
bail individuel 個人契約
bail solidaire 連帯契約
le budget 予算
le bureau 机
la caution 保証金
la chambre 部屋、寝室
les charges 光熱費
charges incluses 光熱費込み
charges non incluses 光熱費は含まない
le dépôt de garantie 保証金
disponible 空いている
dont charges 内わけの光熱費 例えば・・・dont charge 50 eurosであれば、払う家賃のうちの50ユーロが光熱費を占めていることになります。
l'étagère 棚
équipé 備えつきの
fumeur 喫煙者(非喫煙者はnon-fumeur)
meublé 家具付きの
la machine à linger 洗濯機
le lit ベッド
le loyer 家賃
SDB(salle de bainの略) シャワールーム
la surface 面積
la superficie 面積
TCC (toutes les charges comprisesの略) 水道代、電気代、ガス代、ネット代などがすべて込み
la pièce 部屋
le prix 価格
![](http://image.moshimo.com/af-img/0068/000000004153.gif)
フランスでの家の探し方(コロカション)
ここでは、先ほど紹介した滞在方法のうちの一つであるコロカションに的を絞りながら、フランスで有名なサイトを登録の仕方を含めてご紹介します!!
日本人向けの家探しを承る業者やサイトもありますが、いかんせん仲介料を取られたりするので高いっす。。
なもんで、大量出血大サービスというわけではないですが、多くの日本人の方に「ちょっと頑張れば家は安く見つけられるんだよ!」ということを伝えたく、サイトの登録の仕方からここでは紹介していきますので、よろしくお願いします!!
boncoin
フランスでの知名度は日本でいうヤフオクもしくはメルカリに匹敵するのではないかと個人的には思っているこのサイト。
家探しだけではなく、テレビ・パソコン、楽器、ハードオフ並み、いや、それ以上になんでもあるのがboincoinの特徴。
物件の探しかた
まずはトップページに行き、下にスクロールします。
すると、画像の赤枠で囲ったように、左下の方にIMMOBILIERという欄があるので、そこのColocationsをクリック。
するとフランス全土にある現在募集中のColocationsが出てきます。
これだと多すぎるので、ここから絞り込みを行わなければなりません。
自分の希望する月額と地域を入力して再度検索をかけます。
今回は例として、上限450ユーロで地域はストラスブールの郵便番号67000を入力し、ValiderをクリックしてからRechercherもクリック。
すると、このように表示されるので、希望の物件ページを見つけたら、売り手にメッセージを送るというのが一連の流れになります。
会員登録の仕方
メッセージを送るには会員登録が必須です。
ページ右上に常時表示されているSe connecterをクリックし、Connectionの下側にあるCréer un compteをクリック。
そして、Particulierを選択します。
あとは以下に従って、ニックネーム、アドレス、パスワード、利用規約にチェックを入れれば会員登録は終了です!!
boncoinでの物件の見方
利用にあたっての注意
boncoinには時々、詐欺が見られます。
ぼくもやり取りをこれまでしてきた中で何度か怪しい物件を見てきました。
写真だとキレイで広いのにやたらと安かったり、他にも候補者がいるけどあなたを優先するために前金を払って欲しいとか、少しでも不審な点があれば要注意!!
特徴
・無料で家を見つけられる
・競争率が高い
・詐欺がたまにある
・地図上で家を確認できないのが少し不便(通常、住所は物件のページに記載されてます)
Appartager
ぼくがフランスに来る前、日本にいながら家探しに成功したのはこのサイトと、そのときぼくを温かく迎えてくれた家主がいたから!
そんな思い入れ?もあるサイトです。
会員登録の仕方
まずはトップページにアクセス!
画像のように、探している地名を入力したらRECHERCHEをクリックします。
すると、下記のように会員登録が促されるので、画像に従い詳細を入力します。
すべての入力が済んだらCREER PROFILをクリックします。
そうして、自分の写真と自己アピールを入力し、画像右下に見えるENREGISTRERをクリックすれば登録はひとまず完了!!
写真はなるべく笑顔でイカしたやつを!!
物件の探しかた
会員登録が完了すると、画面には希望の土地の物件が表示されます。
画像内の赤文字に従って、希望の詳細条件を入力すると絞り込みが可能になります。
Carteをクリックすると、より分かりやすい位置情報を地図上で確認して物件を探すことができます。
青く表示されているのプレミアムメンバー(有料)で、緑表示がベーシックメンバー(無料)です。
プレミアム会員の料金は10日で19.9ユーロ、30日で29.9ユーロ、2ヶ月で39.9ユーロです。
メッセージを送るには、相手もしくは自分のどちらかがプレミアム会員でなければなりません。
利用にあたっての注意
基本的に、互いのメッセージをやり取りするにはどちらかが有料会員でなければならないため、boncoinのような詐欺はありません。
利用料がかかることぐらいでしょうか。
特徴
一部有料だが、無料のboncoinに比べると詐欺もなく、他のサイトよりもその分優位性がある。
地図上で家を確認できるので、学校や職場からどれぐらいの距離に位置するのか分かりやすい。
LA CARTE des colocs
Appartager同様、家探し(特にコロカション)に特化したサイト。
創設者は、ぼくの友達の友達でストラスブールの人らしい。
Appartgerとの大きな違いは完全無料!!これは素晴らしい!!
会員登録の仕方
まずはトップページにアクセス!
ページ右上のS'inscrireをクリックします。
次に上側に表示されてる「Je recherche une colocation」を選択します。
次に必要な情報を各項に入力していきます。
これにて会員登録は完了です!
物件の探しかた
トップページから、Je recherche une colocationが選択されていることを確認し、希望の土地を入力し、検索!
以下のように物件が表示されます。
これだと少し見づらいので、地図上で表示できるように右上にあるCarteボタンをクリックします。
すると、地図上に表示され立地が分かりやすくなります。試しにパリで検索しましたが、もの凄い数ですね・・・。
気になる物件があったら、いざクリック!!
利用にあたっての注意
たまに、物件にカーソルを当てると、下記のように別の不動産業者や別の家探しサイトが投稿をしていることがあります。
ぼくは以前、家探しで路頭に迷った際にLocServiceにたどり着き、いくらか払って物件探しを試みましたが、結局ムダでした。
先ほど紹介した有料のAppartagerに比べると微妙なので避けることをオススメします。
サイトにお金を払って探すなら、Appartager一択!!
特徴
・無料で家探しが出来る
・無料ゆえに競争率が高い
・同じく無料のboncoinよりも見やすく、家探しに特化しているサイトなので使いやすい
フランスでの家の探し方(ステュディオ、レジデンス)
フランスに学生ビザもしくはワーキングホリデービザで来た方はコロカション以外だと、ステュディオやレジデンスでの滞在が主流かと思います。
その場合は以下の二つのサイトで住まいを探すこともできます。
学生を斡旋し手助けする機関なので、ワーホリの方は学校に登録して学生という肩書きがあれば、利用に関しては問題ないかと思われます。
仕事だけに従事している方の利用は対象外ですので注意しましょう。
LOKABIZ
まず始めに、その一つがLOKABIZです。
LOKABIZはステュディオ、レジデンス、一軒家もしくはアパートの一部屋を借りる形になります。
部屋を探すには会員登録をしなければなりません。
パスポートの画像を載せたりするので、上記のサイトの登録に比べると若干の手間があり面倒です。
CROUS
CROUSは地域ごとにアドレスが違うので、「CROUS 地名」でまずはググりましょう。
トップページにLOGEMENTという欄があるので、そこをクリックすることでどんな物件があるかなどを確認することが可能です。
家が見つからない
これまでリヨンに住んでいたぼくは、夏休みに入るのを機に、これまで住んでいたアパートを引き払いました。
その間は日本に帰国し、最近またストラスブールに帰還しました。
リヨン滞在前はストラスブールに住んでいたこともあり、以前の家主に「もう一度前の家に住みたいのだけど!」と言うと、「ごめん、今は空きがないんだ」という何とも予想外!?な返事。
家主とはもう顔見知りなわけだし、勝手にまた同じところに住めるだろうと過信していた自分は甘かった・・・。
というわけで、現在は友達の家に居候というカタチです(リヨンに続いてまたかよ!)
厳密にいうと、物件はないことはないんですけど、自分の希望にそぐわなかったり(立地、予算等)といった状況。
レジデンスやステュディオに入るという選択肢もあるのですが、一応自由を求めて自由を謳っているFREEBRLEという本ブログの名の通り、コロカションのような縛りのない、たくさんの交流が生まれる環境が今のぼくの理想です。。
家が見つからない心境
どういう心境かと言いますと、1回目に家なき子を経験したときはスッゲー落ち着かなかったです。
学校の授業はすでに始まってるのに寝床がない状況ってのは、集中できるかできないかで言ったら、まず後者。
初めての街で、知り合いゼロで家なき子からのスタートは中々ファンキーというかロックです(笑
知り合いの家で居候させてもらったのは良いですが、それまでは全然知らない人だったので気を遣いました。
「自分の家のようにくつろいでくれよ!」なんて言われても、とても気遣います。。
なもんで、長居しても悪いし、とにかく早く見つけなきゃという気持ちに駆られていました。
で、今回はと言いますと、ストラスブールは前に住んでいた街なので、家がなくても知り合いや友達がいるので、だいぶ気持ちに余裕があります。
家がないってのは褒められる状況ではないですけど、そんなときだからこそ人の優しさや温かさが身に沁みます。
だから、今の心境は「まあ、なるようになるだろ」と。
なんか、すごい無責任な感じですけど、なんとかします!
家が見つからない理由
家が見つからない最大の理由は、ズバリ、みんなが探す時期だから。
フランスは9月もしくは10月から新学期が始まるので、それに合わせてみんな引越しをしたり新居を探します。
外国人だから見つからないとかそういうのではなくて、ただ単純に需要がありすぎて飽和しているだけなんです。
新たな家を探すにあたり、インターネット上のサイトで今日までに40以上は軽くメッセージを送ったのですが、ノーヒット!!
去年、リヨンに引越すときも同じ状況で、当時はリヨンという大都市だからこのような状況なのかな?と思ったりもしたのですが、ストラスブールで同じ経験を味わったことにより、そうではないことが分かりました。
今の時期はストラスブールに限らず、フランス全土に、自分と同じ境遇の人が溢れかえっているわけです。
これはしょうがないとしか言いようがありません!!
家が見つからないときにすること
家が見つからないのはしょうがない事実ですが、それをボヤいていても何も始まりません。
そのしょうがない現実を目の当たりに、困っていることを全力でアピールすることがこの苦境を打開してくれる策なのです!!
まずは、その困っている現状を捨て猫みたいに猛烈にアピールして下さい!!
どのようにアピールするのか?
フランスにすでにいる場合もしくは日本在住(渡仏前)の2パターンの流儀を分析してみたいと思います。
日本ですること
これからフランスに渡るけど、まだ住まいが決まってない!!
上記で紹介したフランスの家探しサイトを試したけど、ダメだった!!
こんな方もきっと多くいるでしょう。
初めて行く土地となると、現地に知り合いがいないということもザラ。
フランスにいても家を探すのは容易ではないのですから、日本にいながらフランスでの家を探すってのはより一層難しいです。
家を探すのもそうですが、まずネットやアプリで自分が住む場所の友達を作りましょう。
アプリやペンパルサイトを使って友達を作る
友達を探すのにあたって役立つのはなんと言っても文明の力!
そう、インターネットとスマホのアプリケーションを駆使することです。
まだこれらのアプリを入れていない方は、現在のペンパル探しで主力であろう以下二つのアプリをダウンロードしましょう。
両アプリ、添削機能がついているのが本当に素晴らしい!!
① HelloTalk
HelloTalkはペンパル探し、語学上達を目的としたアプリです。
決していかがわしいアプリではないのでご安心ください!!
無料会員は、現在学習の言語(1つのみ)を母語とする日本語勉強中の方とやり取りができます。
有料会員になると、学習言語を複数選択でき、より広範囲にわたっての交流が可能。
自分の近くにいるユーザーを簡単に検索可能。
② Tandem
こちらもHelloTalk同様にペンパル探し、語学上達を目的としたアプリです。
前者との違いは、無料ユーザーでも複数学習言語を選択可能なところと、Hellotalkでは近くのユーザーは誰でも探せますが、Tandemではこの機能は有料ユーザーの特権となっているところでしょうか。
しかし、地名を検索欄に入力してサーチすると引っかかるので、そんなに気にしなくも大丈夫です。
やり取りをして仲良くなってきたところで、家探しに困っていることを打ち明けましょう。
いきなり、「家探しに困ってるから助けてくれ!」といっても、見ず知らずの他人なわけですから「よし、じゃあウチに来ても良いよ!」なんていう気前の良い返事が来る可能性は薄いです。
それに、仮に向こうがOKを出しても、見ず知らずの人の家にズカズカ行くのはリスキーです。
Facebookを活用する
Facebook上にも案件はあるので「appartement 地名」、「logement 地名」、「colocation 地名」のように検索をかけて、コミュニティーに参加して気になる案件があったらメッセージを送る手立てもあります。
こういう条件で探しているというのを自分から発信し、それをコミュニティー内で発言したり、自分のページに投稿して友達に拡散してもらうというのもアリです。
ちなみに、ぼくはリヨンでの家探しをするにあたって、どうにか人の目に留まって欲しい!!との理由から画像を作成しました。
その時に作成したのがこちらです、ドンッ!!
なんかスゴイおちゃらけてますが、結構評判良かったです(笑
意外と多くの人が反応してくれのは嬉しかったのですが、悲しいことに家探しには結びつきませんでした・・・。
画像を作ればユーモアもあるし、より多くの人を惹きつけるだろうという判断は間違っていなかったです!!
ただの文章だけだとありきたりですからね!
現地ですること
上記で紹介した、家探しにあたって日本ですることはもちろんフランスに居ても可能なことなので、遠慮なく活用していきましょう。
さて、現地でしかできないことをここでは見ていきます!!
友達・知り合いを頼る
もう、まずはこれですね!!
身近な人に頼る。これは現地でしかできない特権?です。
普段から知っている友達や知り合いであれば、相手も自分がどういう人間なのか把握しています。
解決策が見つかるかどうかは別として、よっぽど普段からの素行が悪くない限りはなんらかの手助けをしてくれるはずです。
知り合いに片っ端から声をかけて、引越し先に何かツテがないか聞きましょう!!
訪問のときに確認すること
すでに現地在住の場合、住むところの候補がある場合、下見に行くのが普通だと思います。
そのときに確認すべきことをここではまとめていきます。
壁の厚さ(防音)
誰かと一緒に住む場合、部屋が隣同士だと生活音が気になります。
特に作りのアパートや家は部屋と部屋の壁が薄い傾向にあるのでしっかりと訪問時にチェック!
扉を閉めきった時にどれぐらいの音が聞こえるかも確認しましょう。
部屋の位置
部屋の位置というのは日当たりももちろんそうですが、誰かと生活を共にする場合(特に自分を含めて3人以上の場合)、コマンスペース(サロン)が自分の部屋に隣接する場合は注意が必要です。
コマンスペースは人が集まる場所なので、テレビやオーディオ類がある場合は音漏れが気になる人には気になってしまいます。
近隣の様子
自分が住もうとしているところがどんなところなのか、実際に足を運ぶことで雰囲気や空気感というものが多少わかります。
しかし、早朝、昼間、夜中の雰囲気がガラリと変わるなんてことも珍しくありません。
近いところにスーパー、バス停、地下鉄、トラムなどがあるかなどを事前に確認しておきましょう。
実際に住んでみないとわからないこともある
治安的な問題であれば、事前になんとなく察しがつくのですが、そうはいかない事柄もあったりします。
こればかりは、勘がどれぐらい優れているかとか運によって左右されるところもあります。
ここでは実際に住むまでは分からなかったぼくの経験をまとめます。
清掃車が朝からフル活動
リヨンに住んでいた頃、毎朝清掃車が家の前を大きな音を立てて通過するといったことがありました。
6階に住んでいたにも関わらず、毎朝必ずその音で目覚めました。
静かなのは日曜日だけでした・・・このbalayeuse(道路清掃車)が!
自分の住もうとしている通りの前を清掃車が通るかどうか分かるなら事前に訪ねておきましょう!
ネズミが出た
これには、ア然としました・・・。
忘れもしません、台所に置いておいた食パンを食べようとしたときのこと。
パンが包まれているビニール袋に小さな穴が空いていて、明らかにパンにはカジられたような形跡がありイビツでした。
それを当時のルームメイトに話し、「何これ!?」って聞いたところ、「ネズミだろうな」との返答。
一瞬混乱し呆然と立ち尽くす、ぼく。
「ネズミ出るなら、住む前の訪問時になぜそれを言わねえんだよ!」と呆れ返ったを覚えています。
当時住んでいた地区はリヨンのGuillotièreです。
後に、これを友達に話したところ、Guillotièreネズミが出ると評判の地区とのこと。
すべての建物に出るわけではありませんが、19世紀に建てられたアパートやマンションは要注意。
天井が近代の部屋に比べてやたらと高いのがこの時代の建物の特徴です。
ある日、エレベーターで隣人のマダムと鉢合わせになったときのこと。
マダムは言いました。
「あなたの家、出る?うちは最近駆除を入れたから、それ以来見かけなくなったわよ。早めにやったほうがいいわよ」
やっぱりかと思いながら返事をするぼく。
「そうなんですか。出ますけど、自分はただの借家人なんで・・・。」
こういった事例を身を以て体験したので、ここをご覧になっているみなさんは気をつけて下さい。
特にパリ、リヨンなどの大きな都市に行く方は特に!!
日本では黒くて有名なGとかも無縁な田舎育ちのため、想像の斜め上を行き過ぎていました・・・。
まとめ
日本から遠く離れた土地で、家を見つけることは容易くありません。
それを逆手にとって商売が成り立っている事実もあります。
お金に余裕があって、何不自由なく希望通りに動かせるなら、そこに頼るのもそれはそれで良いのかもしれません。
しかし、現実はそうではない人の方が多いです。
ぼくの経験や知識が少しでも、フランス留学またはフランスでのワーキングホリデーを考えている人の手助けになれば良いなと思いながら本記事を作成しました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
諦めずに探しましょう!!
ぼくもどうにかします!!