ボンソワー、ズッカです!
渡仏してから早いもので三ヶ月が経ちました。
三ヶ月と言うと、最初の節目のように感じます。
これまでのことを振り返りながら、三ヶ月が過ぎて感じていることをまとめてみたいと思います。
渡仏3ヶ月経過
寒い真冬の時期に着いたストラスブールはすっかり心地よい春の空気に包まれています。
銀行開設、現地でのビザ手続き、携帯回線開通も問題なく終えてスッカリとストラスブールという土地に慣れて来ました。すっかり居心地が良くなり、今からすでに9月末にここを去る時のことを考えると寂しい思いが込み上げて来ます。
自分のフランス語を見つめる
4時間✖️5日✖️4週✖️3ヶ月=240時間
これはフランスに来てからの授業時間を単純計算した数字です。家での学習時間や学校外で友達とフランス語を話している時間は含まれないので、これは最低ラインの数字です。
語彙や熟語、細かな文法の知識は日々、確実に蓄積されていると思います。
しかし、それがいざ会話の時にすぐ出て来るかと言うと・・・そういうわけではありません。
覚えたての言葉だったり使い慣れていない表現は、口→フランス語というアウトプットをする際にはまだまだタイムラグがあります。記憶の引き出しをより近いものにして、瞬時に取り出せるようにしなければなりません。これには記憶の整理(短期記憶から長期記憶への移行)が必要なので、辛抱が必要です。
また、話す内容が社会問題などの現実味を帯びたものになると、途端にアウトプットが弱くなります。即興的な要素、臨機応変さに欠けています。
圧倒的に、まだ喋りの訓練が足りません!!
されど三ヶ月、たかが三ヶ月
三ヶ月経って感じたことは、率直に「まだまだこんなものか」というものです。
以前、モンペリエに短期留学した頃に比べ、今の方が勉強しているはずなのに・・・です。
これは単純にぼくの力不足なのか、やり方が間違っているのかは現段階では分かりません。
現地で三ヶ月を過ごし、見違えるようにグーッと伸びる人もいるでしょう。
しかし、ぼくはそんな優秀なタイプではありません。
以前、一緒に暮らしていたポルトガル人のフランシスカは「三ヶ月も経てばだいぶ変わると思うよ〜」なんて言っていましたが、よく考えてみたら彼女の母語はフランス語と文法も良く似ているポルトガル語です・・・。
三ヶ月がたった今、まだ目に見えるような変化を感じることができなくて悔しいですし、会話が分からなくて落ち込むことなんてザラです。
しかし、イチイチそんなことを気にしてばかりで、停滞していてもしょうがないので、自分ならできると言い聞かせてやることにします!!
いや、負の連鎖は良くないよマジで。だから、出来る自分をイメージすることに決めました!
ミラクルは起きない
先日、学校の先生が言っていた言葉を思い出します。少しずつ少しずつ経験を積んで、自分の成長を待つしかないと言っていました。ロシア語も流暢に話せるフランス人の先生が言うので間違いはないと思います。
こんな表を簡単に作ってみました。赤い線で示した箇所がぼくがいるであろう現在地。
少しずつ、本当に少しずつかもしれませんが前進はしているはず(いや、そうじゃなきゃ困る。何のためにわざわフランスまで来てるのか!)なので、自分を信じるしかないです。
毎日、コツコツと。
生活の基軸は日本にいた時と変わらない
フランスに来てからの生活は学校と家の往復が主で、家にいるときは主にフランス語を嗜んでいるか、音楽に触れているか、調べものをしているかと言った具合。
夜遊びすることもほぼなく、その反動か、まとまった休みがあると中々行けない所へ出かけます。
ん、ちょっと待てよ。。
あれ、これ、日本にいた時と同じだ!
日本にいた時も同様に会社と家の往復が主で、家にいるときは上記と変わらず、普段はあまり外出しないくせに長期休みになると海外旅行へ行くというのがぼくの生活でした。
時間の使い方やぼくのスタンスは日本にいた時と何も変わっていないのです!!
旅行でもなく、短期留学でもなく、自費で「フランス語を学び」に来ているのだから、現地で生活しても根本は変わるはずがありません。特別、開放感に支配されているわけでもなく、遊び呆けるわけでもなく、今の目の前のやるべきことに集中しているという点は何ら変わらないです。
つまり、どこにいても自分自身はブレないということ。
じゃあ、日本にいた時との大きな違いは何だ?って話なんですけど、それは明らかにフランス語の距離が近いということ。時には自分を悩ます種にもなるけど、同時にそれは自分を歓喜させる源でもあります!!
様々な葛藤だったり焦りを感じる時もありますが、今、ここで暮らしていることを本当にありがたく思います。
まとめ
とにかく今思うことをダーッと書き連ねてみました。
毎月、こうして自分を見直すことがとても大事だと思っています!!
フランス留学をされてこの記事をたまたま目にした方(これから留学する予定の人)へ一言。
やってやりましょうよ!!
では、みなさんボンソワレー!!