ボンソワー、ズッカです!!
すっかりと瞳にも身体にも馴染んだストラスブールの街並みを抜け出して、新たなる街リヨンに来てから早くも1週間が経過しました。
というわけで、この1ヶ月を振り返ってみたいと思います。
その前に、これまでの月毎の記事はこちらから!
渡仏8ヶ月経過
最後のストラスブールで過ごした1ヶ月は忙しかったに尽きます。
ルームメイトの入れ替わりや、リヨンの新居探しに追われていたことによる環境の変化が影響しているのかなと。
序盤は、およそ半年を共にしたルームメイトが去ったことで虚無感を感じつつ、それでも新しく入って来たルームメイトと知り合ったことで、その虚無感は新しい繋がりへと変わりました。
ルームメイトの変化
先ほども軽く触れましたが、新たにフィンランド人のジャスミンとイタリア人のエレオノーラがルームメイトに加わりました。これまでは野郎4人(フランス人3人、日本人1人)というむさ苦しい?環境で暮らしていましたが、彼女らのおかげで男女のバランスが保たれ、そして国籍も見事に散らばりバラバラとなりました。
家の中での言語も、ぼくとフランス人男性のルームメイトであるユセフはフランス語を話しますが、女性陣はフランス語が話せないので、彼女たちと話すときだけはぼくも慣れない英語を話していました(笑 彼女たちのおかげで英語にも以前より親しみを感じるようになりました!!
そして、フィンランド語の簡単な挨拶とイタリア語の簡単なフレーズを覚えたりもしました。これは多国籍ならではの面白さです!!
以下、新たなルームメイト2人を軽く紹介します。
フィランド人のジャスミンはカナリ流暢に英語を話します。政治を勉強しにストラスブールへ来たと言っていました。(ヨーロッパの首都と言われるだけあり、EU圏の各国から彼女のような学生が集まります。)着いたばかりの頃、今夜はフィンランドの選挙があるからその中継を観なきゃ!と言っていて、その意識の高さに感心させられました。
イタリア人のエレオノーラはとても聞き取りやすく、理解のしやすい英語を話します。そのため、英語をうまく操れないぼくでもストレスを感じることなくコミュニケーションを取ることができました!!そんな彼女は経済を勉強しにストラスブールへ来たとのことです。「ストラスブールに居てー!」とぼくにせがみ、リヨンに来てからも連絡を頻繁にくれる可愛い一面があります!!
歓迎パーティー
ぼくがストラスブールを去る1週間前に新しいルームメイトの歓迎パーティー(兼ぼくのサヨナラパーティーと勝手に思っています)を行いました。
合計20人を越える人が集まり、相変わらず欧米のパーティー文化はダイナミックだなと。
これまで家で行ったパーティーはフランス人が大半を占めていましたが、ルームメイトが変われば必然的にそこに参加する人も変わり多国籍になりました。
エレオノーラの友達のイタリア人の友達が5人ぐらい来たのですが、イタリア人オモシレー!!
ものすごい親しみやすいし、陽気だし、愛嬌に溢れているなと。
彼らをキッカケにイタリアへの関心がすごい高まっています!!
シャンパンをナイフでカットする光景を生まれて初めて目にし、興奮しました。
振る舞う料理もぼくらの国籍に合わせてフィンランド料理(ぼくは食いそびれ)、イタリア料理、日本料理と多国籍ならでは。
これがストラスブールの自宅で行う最後のパーティーかと余韻に浸るかと思いきや、準備やその後の酔いでそんなことを考える暇はありませんでした(笑
住み慣れた街を抜け出して
気付けばストラスブールという街はぼくにとって、ホームになりとても住みやすい土地になっていました。
これは紛れもなく、ぼくとひとときを共にしたルームメイトをはじめとする家主や友達のおかげです。この土地で出会った人々は、本当に頼りがいのある人ばかりで、ぼくにとってストラスブールの象徴といっても良いくらいです。だから、またいつでも帰れる場所が出来たとぼくは思っています。
リヨンに来て1週間が経ちましたが、ストラスブールとは街の規模も違い、まだまだ不慣れな環境、知り合いもごくわずかで、居心地が良いとは程遠いです。小さい街には小さい街の良さもあるものだとここに来て早くも実感しております。これは実際に住んでみないと分からなかったことでしょう。
新しい街、新しい環境、新しい日々。
正直、新たな世界に飛び込んで、またイチから関係を育んでいくことは体力と度胸を強いられます。しかし、変化というのはモノゴトを客観的に捉える良い機会です。段々、歳を重ねるとこういう場面は少なくなって来るように思います。
何事も経験しないことには分かりません。
こうして、ストラスブールを離れた今だからこそ気付くことがあります。
まとめ
ストラスブール・・・実家みたいに落ち着く街、最高の一言!!
リヨン・・・ストラスブールから浮気させるぐらいの良さを宜しく!!
リヨンは田舎出身の自分としては、今まで暮らしてきた中で一番の規模じゃないかと。
まずはこの街のスピードと言いますか、空気感に慣れなくてはいけません。
そして、友達や知り合いを沢山作ることが上手くやっていく上でのポイントかなと。まあ、どこでもそうなんですが。
この記事がフランス留学中の方、フランス語を嗜む方の励みや参考になれば幸いです。
さあ、突き進めー!!
では、みなさんボンソワレー!!