無事、気胸手術を終えて退院しました。麻酔の感想とかまとめてみました。

ボンソワー、ズッカです!

無事手術を終えて、昨日退院しました。

今はおとなしく家で安静にしています。

本当は術後翌日に更新したかったのですが、身体のダルさが抜けず断念しました。

手術当日から翌日までを振り返ってみようと思います。

 

手術当日

 

目覚めてから

 

朝、6時半ぐらいに目が覚めました。

病室の中は早朝から誰かの音がしたり、病室の外も騒々しいので自然と目が覚めました。

手術前日でしたが、特に緊張もなく眠れることには眠れたのですが、他の患者さんのイビキが想像以上にうるさくて心地よく眠ることはできませんでした。。

ちなみに、誰かと相部屋になった時にぼくが寝るために取る手段は、iPodでAsh Ra Templeを聴きながら寝るというスタイルです(笑

朝は通常7時半に朝食が運ばれてくるのですが、手術当日は食べることが禁止されているため、他の人が食べている食器のガチャガチャする音を耳にしながら耐え忍ぶという、我慢を強いられました。

水分補給だけが許されていたのですが、午前10時以降は水分補給も禁止。

特にすることもないので、ベッドの上でYoutubeでフランス語のドキュメンタリー番組を見て過ごしていました。

11時になると看護師さんが来て、点滴の準備を始めました。

点滴を打つことによって、もう少しで行くんだなと実感しますね(笑

12時になり、他の人のお昼ご飯が病室に運ばれて来ます。

朝と同様、食べたい気持ちを抑える中、食器の音が部屋の中に響きます。

手術までの時間が2時間を切ると、「ああ、手術するのか〜」なんて思いが頭の中にちらほら浮かび始めます。

そういえば、「前に受けたときは手術室に行く直前まで、トータルテンボスのお笑い動画を観てたな〜」なんて思い出しながら、今回も観ることに。

手術前にも関わらず、爆笑をこらえる自分。。

手術1時間前に病室に現れた両親は不思議そうにぼくを見つめていました(笑

幸い、今回は昼間だったために年配の方に怒鳴られるということはありませんでした!

 

いざ、手術センターへ

 

14時10分、入室時間の5分前にぼくは病室を出ました。

手術室へ向かうときは歩ける状態のため、自分で点滴を押しながら手術室へと向かいます。

頭に帽子をつけ、看護師さんと一緒に向かい、インターホンみたいなのを押して、いよいよ入室です。

親に「じゃあ、また後で!」と告げ、内心は「いよいよ入るのか!」という思いでした。

しかし、インターホン越しにはこんな返事が。

「これから患者さんが出るので、裏(?だか別入り口)から入ってください」

うん、こんなこともあるんですね。

ちなみに6年前に受けたときは、普通に正面入り口から入室しました。

なんかドラマとかだと、手術室って一つしかなくてランプがポン!ってつくイメージじゃないですか。

でも実際は全然そんなことなくて、手術センターの中にはいくつかの手術室があるんですよね。

前にぼくが受けたときは一番奥の部屋でした。

そのため、歩いていると他の手術室の様子がガラス越しに見えるわけです。

なんかとてもリアルと言いますか。

ちなみにぼくは普段はコンタクトをつけているのですが、入室時にはコンタクトもメガネも装着することができません。何にも見えないので、あくまでその雰囲気を感じ取りました(笑

当然、手術センターの中は患者さんとお医者さんしか入れないわけなんで、貴重?な体験といえば貴重ですかね。

ちょっと話が逸れましたが、今回は正面ではないところからの入室になりました。

 

麻酔投入から起きるまで

 

入室をすると、前日説明をしに来てくれた麻酔科の先生や手術室の看護師さんが出迎えてくれました。

一人一人、よろしくお願いいたしますと声をかけてくれたのですが、コンタクトをしていないので、誰が誰だか全くわからない状態。

しかし、一人だけ可愛い人(手術室の看護師さん)がいたので、その人だけはしっかりとわかりましたよ(笑

手術室内に入り、ベッドに腰掛けて寝るように促されました。

麻酔科の先生たちの雰囲気はとてもリラックスしていて、ぼく自身もとても落ち着いていました。

手術前は「こんなに痩せているから肺気胸になっちゃうんだよね〜〇〇(手術室内にいた担当)の贅肉をあげたほうがいい!」なんて冗談めいた会話が余計にぼくを和らげてくれるのでした。

そして、横になるとすぐにマスクを当てられました。

最初は酸素だけが流れています。

その後すぐに眠くなるやつが流れてきます。

そして、気付いた時には目が覚めて手術は終わっていました

そう、麻酔が効いてから覚めるまで本当に一瞬の出来事でした。

 

麻酔の比較

 

前回の手術の際に行われた麻酔は今回とは少し異なるものでした。

同じ全身麻酔ではありますが、前回が硬膜外麻酔で今回は末梢神経ブロックといったものでした。

前者の方は背中から麻酔を投入します。

ベッドに腰掛けて行われたのですが、これがなんかスゴいんですよ。

メチャクチャ泥酔した時のような感覚がすぐに訪れて、頭がグワングワンする感じっていうんですかね。

その後、横になって点滴からも麻酔が注入されて、皮膚が痺れるような感覚を感じ、マスクを当てられて気付いたら手術は終わっていました。

後者の方は、先ほど述べた通りです。

寝ておわりです(笑

え!?と思いますよね。

ぼくもそう思いました。

正確には寝てから術部位に注射をするので、麻酔の気持ち悪さがありません!

そんな背景があり、今回の手術は本当に始終リラックスして終えることが出来ました。

これもこの6年間の医療の進歩なのでしょうか。

麻酔科の先生なしには安全な手術は成り立たないです。

 

術後、目覚めた直後

 

ズッカさん!と呼ばれて起きたような記憶がありますが、定かではないです。

全身麻酔後の目覚めは普通に睡眠を取った後の目覚めとは訳が違います。

なんかすごいぼんやりしていますし、頭が重いような気だるい感覚もあります。

普通に寝た時って体内時計がなんとなく働くじゃないですか。

でも、全身麻酔をすると体内時計の感覚がありません。

あとは、全身麻酔の副作用なのか起きてすぐに猛烈な寒気が全身を襲います。

 

術後の尿意

 

手術は予定通り、およそ2時間ぐらいで終わったとのことでした。

病室に運ばれて戻って来たのが午後5時過ぎ。

今回、手術するにあたり朗報がありました。

それは術後の尿管がないということ!

これは当日知らされたのですが、聞いた瞬間に心の中でガッツポーズをしましたね(笑

この辛さは経験者にしかわからないと思います。

どんな状態かと言いますと、男性のアソコの先っちょからオシッコを流す用の管が付けっ放しです。

手術中から歩いてトイレに行けるようになるまでは基本的にこれが続きます。

手術が終わって意識が戻った時には、パンツは脱がされてこの状態になっています(笑

これは常に残尿感がつきまとい、とても違和感があります。

これを外した後も、最初のオシッコをするときが痛くて大変なんです。

前回手術をした中での1、2位を争う鬼門だったと言っても過言ではありません。。

今回はこれがなかったのが本当に嬉しかった(経験者は語る)・・・。

手術後は1時間に1回は看護師さんが体温、血圧、酸素濃度を測りに来てくれました。

術後6時間後ぐらいから、尿意を感じ始めました。

前述の通り今回は管が入ってないので、自力となります。

しかし、翌日までは動けないので、ベッド上での排尿になります。

そう、尿瓶とともに。。

尿意を催したぼくはナースコールで呼び出しをしました。

すると、看護師さんが尿瓶を持って来てくれて、ぼくのオムツを剥がします。

なぜかこういうときに限って可愛い看護師さんが来てくれたりするんですよ。

恥ずかしくて困りましたね。。

オムツ?えっ!?と思いますよね。

そう、手術中の寝てる間にパンツからオムツにチェンジされるのです!

前回もそうでした。

看護師さんが仕切りを閉めたのを確認し、寝ながらの排尿にチャレンジ!

 

「ち、力が入らない」

 

言いたいことも言えないこんな世の中がPOISONなら、出したいときに出せないこんな残尿はなんと言えばいいでしょうか・・・。

15分から20分ぐらい粘りましたが、一向に出ません。

ぼくはとりあえず自分をリラックスさせようと思いました。

そんなときに頭の中でとある曲が流れて来ました。

その曲とは、The Beatlesの「I want to hold your hand」

タモリ倶楽部の空耳アワーでは、曲名部分の歌詞が「アホな放尿犯」に聞こえるという風に紹介されていました。

なぜか、自分の尿意とこの空耳が異様にマッチングし、頭の中でこのフレーズが何度も何度もループしました。

すると、今まで出なかったのが嘘のように勢いよく尿管の中に出ていくのでした。

初回は手術中に尿管が付けられていたこともあり、出す瞬間が若干痛かったです。

ベッド上では計3回排尿をしましたが、2回目以降はスムーズに行うことができました。

勿論、脳内BGMはこの曲がマストです!

今後、手術をする方がいたら是非お試しを!

リラックスすることって大事ですよ、真面目に。

 

術後から翌日にかけて

 

何度も何度も寝ては起きてを繰り返しました。

時計を確認しても時間が全然過ぎていかないことに違和感を感じました。

それでも、手術を行ったのが午後だったので、前回の時に比べたら時間の経過は可愛いものでした。

前は午前手術で、病室に戻って来たのがお昼過ぎ。

それからずっと寝たきりで翌日の朝まで耐えるのは非常に酷だったなと・・・。

朝、ベッドを起こしてもらい、少しだけ体も起こしてみます。

術後の体は非常に重たい。

特に手術した側の上半身を動かすのは、いつもに比べてだいぶストレスがあります。

朝食で運ばれてくる紙パックの牛乳のストローを刺す動作すらままならないこと。

一日空いた久しぶりの食事は、とても量が多く感じられました。

朝食を食べ終え、ベッドで寝たままの状態でレントゲン撮影。

肺がしっかりと広がっているのを確認できたので、手術前から繋がっていた点滴やドレナージがようやく抜けて身軽になれることに、ぼくは胸を躍らせました(笑

しかし、他にもなくドレナージを抜く作業が今回の気胸の中でのハイライト。

これがすごい痛く、思わず抜いている最中は涙目になりながら痛っ!と口走ってしまうものでした。

ドレナージを入れるときはもの凄い気持ち悪く、抜く時はとにかく痛い。

前もこんな思いしたっけ?

体からすべての管が抜けて、いよいよ歩く練習!

最初の立ち始めの一歩は、とにかく重い。

手術した箇所が重力に従って落ちていくような感じと表現すれば分かりやすいでしょうか。

そこだけやたらと重いんです。

病室のある階を看護師さんと一緒にゆっくり歩きました。

その後は歩いてトイレに向かいました。

ひとりでトイレに行けるぞということを考えたら、嬉しくてたまりませんでした。

「アホな放尿犯」と頭の中で歌うことも尿瓶も要らず、自然にトイレに行ってオシッコが出来るありがたみを強く実感しながら、用を足しました。

普段は当たり前に出来ることも、当たり前にできなくなった時にその大切さを知ることができます。

 

おわりに

 

徐々に術後の痛みは軽くなっています。

抜糸まではまだ一週間以上はありますが、今は引き続き体をいたわりながら生活していきます。

気付いたら、ここまで結構な文字数になってしまいました(笑

少しでも何かの参考や足しになっていただけたらなと思います。

では、みなさんボンソワレー!

 

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