退職、最後の出社を終えて。
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昨日、最後の出社を終えました。

今日からは有休消化に入り、今年いっぱいで退職となります。

3年勤めた会社を辞めて来月からはいよいよフランスへと旅立ちます。

最後の出社を終えて、一体ぼくはどんな心境なのか?というところにフォーカスしながら今日は探っていこうと思います!

入社3年を迎えたときの心境を綴った記事、退職を上司や上層部へ告げた際の記事はこちらから。

 

 

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出勤最終日

 

気持ち的にはいつもと何ら変わらずの出社。

業務もいつもと同じようにこなしていたことから、特に感慨深くなることもありませんでした。

午後仕事が一段落したところで、デスク周りの整理をしました。

引き出しの奥底からは入社時に書いたと思われるメモやらが出るわ出るわ。

こんなことあったな〜と思い出しながら身の回りの片付けを終え、その後は社内のお世話になった人たちに挨拶周りをしました。

社長、取締役、部長、他部署の方々、先輩、同僚、ひとりずつこれまでお世話になったお礼を伝えに行きました。

ここFREEBRLEをご覧になってくれている方はもうお分かりかと思いますが、ぼくは社内でもいつだって自由に振舞ってきました。

時にはそれが社内の方に迷惑をかけたり、反感を買ったこともあったかもしれません。

それでも、最後まで心身ともに健康に仕事ができたこと、こうして円満に退社し次のステップへと送り出してくれたことについては感謝の気持ちしかありません。

一通りの挨拶を終えてデスクに戻り、最後にこれまでの感謝と今後の指針についてのメールを打っている時に、ここでようやく「ああ、本当に会社を辞めるんだな」と実感が少しずつ湧いてきました。

これまでに送ったことのないぐらいの渾身の長文メール(まさかの5000字越え)を作成し、一斉送信をし終えたときに、ようやくこの会社での全ての業務を終えたことを実感しました。

帰り際、握手を交わしたときに同僚がボソッとぼくに言いました。

「ズッカくんと会えてぼくは変われた気がする」

決して外交的とは言えない性格の彼は、同い年で仕事を共にする仲でした。

そんな少し不器用さを持ち合わせた彼が発した最後の一言に心揺さぶられるものがありました。

別に、ぼくが彼を変えてあげたなんて恩着せがましい事は微塵も思ってません。

もし、彼が変わったとするなら、それは彼自身の力であり、ぼくはそのキッカケを作っただけに過ぎないです。

こうして、少しでも多くの人の人生に自分が携われたことによって、何かがプラスに転じたなら、自分はここで働けて良かったなと思えます。

とある先輩は、以前ヨーロッパに出張に行った際に換金した15ユーロをぼくに「餞別だ!当分使う機会がないから、やるよ!」とくれました。

最後まで粋な先輩だなと!ユーモア溢れる、こういう所が大好きです!

今日のサムネがなぜ15ユーロなのか?と疑問に思った方もいるかもしれません・・・はい、そういうことなんです!笑

会社という組織の中で、「社内の一個人」として接していた時は中々気付けませんでしたが、「個々の人」としてそれぞれを見渡すと、とても人間味溢れる懐の広い人たちに自分は囲まれて居たんだなと気付きました。

 

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職場で過ごした3年間を振り返って

 

振り返ると3年間って本当にアッと言う間だったなと。

入社時から3年経ったら辞めようと言う決意はありましたが、こうして改めて振り返ると、会社に突然現れて突然去るような存在だったのかもしれないと思いました。

去年の夏は激務で毎日てっぺん越えという日々が続き、休日出勤はもちろんのこと、徹夜をした日なんかもありました。

その時はすごいしんどくて、「絶対1年後にはこの生活を変えてやる!」と言い聞かせながら乗り越えました。そして1年経って、ぼくはこれから新しい生活を始めます。

どんなに辛かった日々も過ぎてしまえば笑い話です。(もう一度繰り返せ!と言われたら絶対にイヤですけど!!)

3年前の自分と根本は何も変わりません。

そして、3年前の自分にも教えてあげたいです。

3年経ってもお前の根本は何も変わってないぞ、と!笑

きっと、3年後もぼくの根本は変わっていないのでしょう。

 

おわりに

 

なんの悔いも躊躇いもなく、晴れ晴れとした気持ちで最終出社を終えて、次なるステップへと向かえることにとても清々しさを感じています。不思議なことに寂しさは全く感じていません。

今後、一時を共に過ごした社内の人々がテレビやネットや街中でフランスに関するワードを見かけた際に、「ああ、ズッカっていうフランス語が好きなやつがいたな〜」と思い出してもらえたら、ぼくとしては幸いかな。

これまでもこれからも、印象に残る、記憶に残る人間でありたいですね。

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