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ボンソワー、ズッカです!!

前回の記事に引き続き、南仏旅行の出来事をピックアップしたいと思います。

ヒッチハイクの次は、ひょんなことからマルシェの手伝いをすることになりました!

 

 

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マルシェを手伝った経緯

 

マルシェの手伝いを行なった経緯は、少々複雑な事情が絡んでいます。

ディーニュの友達カップル(ジョアンナとサミュエル)のところに滞在中のときのこと。

彼らの友達の一人が、ぼくがたどり着いた日に失踪しました。

それから数日経って、残念なことに自ら命を絶ったという知らせが。

あまりにも急な出来事。これまでそんな経験が身近でなかったので、ぼく自身も彼らにどんな慰めの言葉をかけたらいいのか分かりませんでした。

そんなわけで、彼らは1日だけ急遽エクサンプロバンスの方まで南下する必要がありました。

その間ぼくは家でひとりで待っているという選択肢もあったのですが、ジョアンナがぼくに「せっかくフランス語を学んでるんだから、ひとりで過ごすよりも誰かと一緒に過ごしてたくさん話したほうが良いわ。私のパトロンのところで一泊するのはどう?」と提案しました。ぼくはよそ者の上、こんな事態の中彼らにさらなる迷惑や心配をかけたくなかったので、「ウイ!」と即答。

というわけで、彼女のパトロン、ジェローム宅で彼の奥さん、子供たちと一晩を過ごすことになったのです。

ジョアンナは小説家として活動する一方で、時々ジェロームの手伝いをしています。

彼は野菜やフルーツをマルシェで売っている、この道30年以上のベテラン。

そんな彼がぼくに「お前もマルシェに来たらどうだ!」と言ったのが全ての始まりでした。

ぼくが南仏に滞在中もジョアンナは朝の3、4時に起きて何度か働きに出掛けてましたし、その現場までサミュエルと訪ねにも行きました。

マルシェで働く友達を横目にしたぼくは、その大変さを知っているので、内心「マジかよ」と。

しかーし、ジェローム宅でお世話になるわけだし、何よりもジョアンナの面目を潰すわけにはいかんだろ!ということで、マルシェの手伝いに参加することを承諾しました。

その近日は夜中の2、3時に寝るのが習慣となっていたたため、普段寝るような時間に起きるというのはカナリ酷なものがありました(笑

 

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いざ、マルシェへ!

 

前夜、10時にベッドに入るも全然寝付けない。。

結局眠りについたのは深夜0時近く。3時間ほどの睡眠。

重たい重たい瞼をこすりながら、マルシェに出向いたのでした。

当日はジェローム、彼の息子(高校生)とその友達、とぼくの4人で主に現場を回しました。

ジェロームの所有するトラックがあるところまで車で向かい、それからトラックに乗り換え。

その日のマルシェの現場は山を越えたところにあったので、険しい山道を乗り越えて行ったのですが、コイツが中々酔わせてくれて、現場に着くまでに気分が悪くなりました(笑

午前4時過ぎ、まだ太陽の光がない中、準備はテントを張るところからスタート。

ジェロームが事前に買い付けを済ませておいた箱積みされた野菜や果物をトラックから搬出し、それらを仕分けて机の上に並べて行きました。補充用のストックも裏側に準備し、レストランにまとめて売る用の商品と混ざらないように区別する必要がありました。

本当はビフォーアフターの写真を取りたかったのですが、現場があまりにも忙しくそんな余裕すらありませんでした。準備の途中で、かろうじて取れた写真がこちら。

後ろの方には別の準備最中のマルシェが見えます。

 

マルシェ開始!!

 

2時間半〜3時間ほどの準備を終えると、いよいよ販売が始まります。

朝7時という早い時間にも関わらず、ちらほらと人が来ては野菜とフルーツを買いに駆け寄ります。

昼間の9時ぐらいになると人も段々と多くなり始め、10時を越える頃には大盛況状態。

ぼくが思っていた以上に、ドンドンドンドン売れる。特に桃の売れ行きがハンパない!!

売れてスペースが空になった場所には、すぐに品物を補充しなければなりません。

常に全体を見渡して何が少ないかを見極める必要があります。

途中、「ニンニクはどこだ?」とか「詰める袋はないのか?」とか尋ねられ案内をしたりなんかもしました。

気づくと、初めての現場なのに、お客さんからの振る舞いは、ぼくが外国人という立場も取り払われていて、他の人同様に完全に「マルシェで働いている人」の一人であることを実感しました。

客足が少し落ち着いた頃。

「腹減ったら、売り場にあるやつテキトーに食って良いぞ」と言われたぼくは、目の前にあった桃をすぐさま手に取り噛り付きました。とても甘い。カンカン照りの日差しの中、ぼくの体内を桃の甘味と水分が駆け巡りました。

ふと、以前モンペリエに短期留学した際、学校の帰り際にマルシェで買い物をしたときのことを思い出しました。ああ、そういえばマルシェを毎日のように見かけていたな、と。(現在住んでいるストラスブールの通学途中にマルシェはありません。)

午後12時過ぎにはマルシェはお開きで、一切にみんなが片付けをし始めます。

来たときは野菜、果物で溢れかえっていた木箱も帰る頃には空になり、その様子がマルシェの活気と熱気を物語っていました。

 

マルシェ閉店後

 

マルシェで一仕事を終えた後は、ジェロームの奥さん次男も現場に合流し、みんなで行きつけのレストランへ。

ここのレストランはジェローム家と深い親交があり、週に何回かはここで仲間と一緒に食を共にするとのこと。

ラタトゥイユとか色々ご馳走になりましたが、疲れていたのか写真は完全に取り忘れました・・・。

ジェローム宅に戻り、一息ついた後、その晩はみんなでバーベキュー。

隣人と思わしき人も居てとても賑やか。

ジョアンナとサミュエルもエクサンパロバンスから戻って来て、一緒にバーベキューを楽しみました。

一仕事終えて、大勢で取り囲む食事はとても有意義で楽しいひと時でした。

その日は爆睡だったのは言うまでもありません(笑

 

まとめ

 

今回、複雑な事情が背景にあり、ひょんなキッカケでマルシェの手伝いに携わることになりました。

決してラクではありませんでしたが、とても良い経験になりました。

普段何気なく目にするマルシェ、ぼくもこれまで買い物をしたことがあるマルシェは、一筋縄ではいかない労力と職人の粋で成り立っていることを学びました。

この機会が無かったら、そんなこと想像すらしなかったと思います。

この場を設けてくれたジョアンナとサミュエル、嫌な顔一つせず、仕事の仕方について丁寧に教えてくれたジェローム、そして暖かく迎えてくれたジェローム一家に感謝の気持ちでいっぱいです。

ジェロームの「またいつでも泊まりに来いよ。お前は義理の息子みたいなもんだからな!」という一言がとても印象的でした。

ジェロームの嫁さんに「良い旦那さんを持ちましたね!」と去り際に伝えると、「当たり前よ!」と笑顔で返されました(笑

以上、ぼくの南仏でのマルシェでのお手伝い体験記でした!

この記事をキッカケに、フランスのマルシェについて少しでも何か感じてもらえたら幸いです。

では、みなさんボンソワレー!!

 

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