【フランス語・テキスト】オススメ教材を紹介!【初級・中級・上級】
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ボンソワー、ズッカです!

語学学習はおおまかに分けると3つの要素から成り立っているとぼくは考えています。

一つは文法、もう一つは単語、そして最後は会話です。

この3つに焦点を当てながら、実際にぼくが使用していた、今も使用しているフランス語教材の中で個人的に良いなと思ったものを、レベルごとにご紹介したいと思います!!

 

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初級 フランス語文法

 

フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!

 

おそらく独学でフランス語学習を始める多くの方は、この本をまず最初に手に取るだろうと思うのですが、いかがでしょうか!?

実際、ぼくが初めて買ったフランス語関連の本はこれが最初です。

 

買った当初は、フランス旅行に行くだけなのにもかかわらず、旅行会話本ではなく、なぜか本書を買ってしまったことに当初は後悔しました・・・。

しかし、それが逆にフランス語を始めるキッカケになったので、今となってはこの本を最初に買って良かったなと心から思っています!

 

そんな、ぼく個人の余談はさておき、初級〜中級までの文法を非常にわかりやすく網羅しているのがこの本です。

通常の文法書に見られるような堅苦しさがなく、所々にユーモアが散りばめられていて、フランス語をゼロから始める人にとって、とても親しみやすい内容になっているのが本書の特徴。

 

CDも付属しているので、正しい発音を聴きながら文法学習に取り組めます!!

 

ぼくは使いませんでしたが、本書の著者である清岡さんは他にも動詞の活用書であったり、問題集なども出しています。

以下に、載せておきますので気になる方はご覧くださいませ!

 

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初級 フランス語単語

 

ゼロからスタートフランス語単語 basic 1400

 

 

これは、ぼくが初めて手にとったフランス語の単語集です。

約1400語が納められている本書の単語を覚えれば、旅行や日常のシーンでの意思疎通は大体可能になります。

 

初心者の方でフランスに短期留学を考えている方は、渡仏前に本書を一通りやって現地に出向くと効果的!!

ぼくはフランス語を勉強し始めたころ、短期留学前に本書をとりあえずやってみました。

 

たとえ一語一語を正確に覚えていなくても、実際に現地に行けば「この単語!見たことある、聞いたことある!」という状態が出来上がります。

大事なのはこの状況を多く作ることで、反復学習をすることです。

本書は日常生活の中で頻繁に使うであろう言葉が主なので、様々な場面で本書が扱っている単語に出会うこと必須!

 

特にオススメの勉強方法は、付属CDが付いているので、各例文を聴いた後にそれを文字に起こすことです。

これにより、どこがどのようにリエゾンして、どこが聞き取れないのか?という疑問を可視化することができます。

 

ディクテは正直面倒で、根気もいる作業ですが、その分それを積み上げた後の功績は大きい!!

 

仏検3・4級 必須単語集

 

こちらも良かったのでご紹介。

 

名目は仏検対策用となっていますが、中身は使える例文などがあり、いったん覚えた文法などを復習する上でも最適な一冊。

厚さもほどよく、繰り返し学習にも向いています。

 

初級段階での単語帳と文法を一通りやり終えた後の更なる一押しとして利用することをオススメします。

 

初級 フランス語会話

 

すぐに使えるフランス語会話ミニフレーズ 2300

 

 

この会話本の素晴らしいところは、旅行や食事などのシーン別に様々なフレーズが盛り込まれているところです。

そのため、自分が言いたいフレーズを探しやすく、またそれを自分の知っている単語と組み合わせて応用することが可能です。

後ろには索引もあるので、使いたいフレーズを探せる点も結構ありがたい。

 

フランス語よくわからんけど、旅行に行くから会話本が欲しいって人にもオススメ!!

短く使いやすいフレーズも多く、そのまま覚えて実際の会話にも持って来いかなと。

 

本としては結構ボリュームがあるので、全部やろうとせずに自分の気になったところだけ覚えて使うのが有効です。

日本語を勉強しているフランス人にプレゼントとして本書をあげるのも良いかもしれませんね。

 

grasse matinéeという表現をこの本で覚えたことを未だにハッキリと覚えています!

 

中級 フランス語文法

 

フランス語 abc

 

 

上記で紹介した「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある」の次の文法書として購入しました。

 

ある程度の文法は把握し、もう少し細かいところを知りたい人には良いかもしれません。

ただ、こちらの本は少々古くささがあり、紙質のせいかコンパクトな割に意外と重さがあるというのがネックです。

 

Grammaire Progressive du Français Niveau Intermédiaire

 

これまでご紹介した日本語でのテキストとは異なり、こちらの本はフランス語の文法をフランス語で解説しています。

一度フランス語の作りが分かってから、こちらのテキストを進めるのが理想的。

 

実際に、現地の学校でフランス語教材として、こちらを取り入れている学校も多いので、その信頼度の高さから至高の一冊とも言えます。

難点は、練習問題の答えは別途購入が必要という点でしょうか。

 

中級 フランス語単語

 

仏検 準1級・2級 必須単語集

 

 

初級編の単語の続編になります。

 

仏検対策と銘打ってありますが、ボキャブラリー補給をしつつ、ちょっとしたフランスの文化的背景を知ることができるのが本書の魅力。

左側ページには、単語の解説と日本語訳もあり非常に分かりやすいです。

 

すぐに役立つフランス語の基本単語集

 

 

この本は大きさもコンパクトで持ち運びやすく、単語もジャンル別に分けられているので見やすいです。

 

しかーし、語学学習において音声ガイドCDというのはテキストを選ぶにあたっての最重要事項とも言えるのですが、この本にはそれがないのが唯一の欠点。

 

CDが付いていれば文句ないです!

千円ぐらい上乗せしてCDが付くのであれば、出し惜しみなく出したいですよ、ぼくは。

 

それだけ、語学学習に置いて音声は要なんです!!

 

例文は一切なく、純粋に単語のみが収録されています。

トイレに放置し、用を足すときに眺めたり、スキマ時間や気晴らしにパラッとめくりながら見るのに最適!!

 

中級 フランス語会話

 

DELF A2 200 Activités

 

DELF B1 200 Activités

 

 

ぼくはフランス語会話の本は、初級編で紹介した「すぐに使えるフランス語会話 ミニフレーズ2300」しか持っていません。

 

なんで、ここでDELF A2とB1の教材を紹介するかというと、これらの付属CDが優秀だからです。

 

A2、B1は各パートが長すぎずテンポの良い尺で収まっているので、繰り返しにも向いていますし、シャドーイング用にも向いています。

 

日常会話で必ずと言って良いほど遭遇するような場面が、compréhention orale(リスニング対策)として収録されており、何冊も会話本に手を出すよりもこちらに集中する方が実用性があるため、今回この場を借りて紹介することにしました!!

 

上級 フランス語文法

 

これならわかるフランス語文法

 

 

痒いところまで手が届き、これまであった文法の疑問を解いてくれる本がこちら。

ぼくの中では文法書の最後の砦という位置づけ。

 

売り文句として、「入門から上級者まで」とありますが、初心者には全くもってオススメしません!!

 

まず、分厚くページ数も多いので、何も知らない状態で、これを最初から最後まで終わらせるのは難易度が高いです。

 

最初にこの文法書を手に取ってしまうと、フランス語のハードルがグッと上がってしまい、「これを全部覚えないとフランス語ができるようにならないのか・・・」と意気消沈する恐れすらあります(笑

 

ある程度の基礎的な文法を学び、段階を踏んだ上で、本書を利用するのが効果的な使い方です。

そうすることで、ニュアンスだったり分構造の細部にわたる理解が深まることでしょう。

 

ぼくは、長期留学をする直前にこれを購入しました。

とても重宝していて、今も時々読みます!!

 

Grammaire Progressive du Français Niveau Perfectionnement

 

 

中級の文法編で紹介した続編です。

 

より高度な表現、文学的な表現が本書を手に取ることで身につきます。

巻末にはconnecteur logiqueの一覧が掲載されている点がとても良き。

 

フランス語の細かいニュアンスや疑問をクリアにしてくれること間違いなしの一冊!

フランス語らしい文を書く上で役立つこと間違いなし!

 

Intermédiaire同様、難点は、練習問題の答えは別途購入が必要。

 

上級 フランス語単語

 

Vocabulaire Progressive du Français Niveau Perfectionnement

 

 

この単語集は優秀です!

 

例文の音声収録をしたCDは付いていないものの、初めてこの本に出会ったときは「こういうのを求めていたんだよ!」という感じでした。

 

日本の単語集とは作りが違い、例文もジャンルごとに物語のように構成されています。

とにかくボキャブラリーが豊富で、イラストもあるので親しみやすく分かりやすいです。

 

付属のCDは練習問題専用のものとなっているので、例文を読み上げるものではありません。

このシリーズは文法書、単語集ともに素晴らしい出来なので、強くオススメします!!

 

上級 フランス語会話

 

DELF B2 200 Activités

 

DALF C1/C2 250 Activités

 

中級以降のフランス語会話の教材だったりテキストは、日本の出版社が現在出しているものは、限界があるなというのが正直な感想。

ある程度のレベルまで達すると日本の教材に物足りなさを感じる人は少なくないはず。

 

中級以降に求められている会話力は、当たり前ですが日常会話の一歩先を行っています。

そうなると必然的に選択肢としては、実用性が高いDELF B2もしくはDALF C1,C2の教材にたどり着きます。

 

他にも語学学校でよく扱われている、SAISONやALTER EGO、EDITOなどの教材もありますが、個人学習用として選ぶならば、DELFやDALFの対策書の方が進めやすいです。

 

他にもインターネットが主流な世の中だと、様々な媒体がありますが、今回は書籍に的を絞っているので上記のテキストを選出することにしました。

 

まとめ

 

以上、オススメのフランス語テキストを紹介させていただきました!!

他にも良さげなテキストがあれば是非教えて下さい。

この記事が皆様のフランス語学習に少しでも貢献できれば幸いです。

お互い、更なるフランス語の向上を目指しましょう!!

では、みなさんボンソワレー!!

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