【フランス留学】コロナの最中、手術入院が決まった【肺アスペルギローマ】

B!

ボンソワー、ズッカです!

タイトルの通りなんですけど、来週ちょっくら手術を受けてきます。

なんで手術を受けることになったのか?という経緯を忘備録も兼ねて説明していきたいと思います。

 

予兆

 

遡ること7月。

持病の喘息が再発。

大抵は毎年冬になるとゲホゲホなるのですが、珍しく夏に発症。

 

咳の重さは普段に比べて割と大人しかったので、特に気にしてはいませんでした。

薬飲んどけばそのうち治るだろうと。

 

バカンス中、咳はなぜか治っていました。

しかし、バカンスエンジョイ後から、陰りを潜めていた咳が荒ぶり出し、突如悲劇は訪れました。

 

そう、あれは9月中旬、家でオンラインの授業を受けていたときのこと。

気管支のあたりに鉄の臭いを感じ、軽く咳をすると出てきやがったんですよ。

 

血が!!

 

この瞬間、訳がわからずで動転。

何かの冗談だろうと思い、もう一度手を当てながら軽く咳をすることに・・・。

すると、出てきましたよ。

 

血が!!

 

今までいくら重くシンドイ咳をしても、血を吐くことに遭遇したことはありませんでした。

しかし、このときばかりは違いました。

 

一般医へ

 

変な冷や汗と生命の危険?を感じて、翌々日に一般医を受診。

 

かれこれ2年以上フランスの土地で暮らしてきて、それまで医者にかかったことが一度もありませんでした。

咳をしてはいたものの、まだ常備薬があったので、特に行くつもりもありませんでした。

 

フランスの医療の仕組みがどんなものかも分かっておらず、面倒くさく懸念していた一面もあります・・・。

 

血を吐いたことで、医者にいく決心が出来たといえば良いでしょうか。

逆に言えば、血を吐いていなかったらそのまま放っておいただろうと思います。

 

一般医に事情を話すと、すぐさまレントゲン検査、MRI検査、血液検査、結核検査を促されました。

前者二つの検査が見事引っかかり、右肺に異常があることが発覚。

 

検査結果を一般医に持ち帰ると、呼吸器科を紹介されました。

 

手術の宣告

 

一月ほど前に呼吸器科で、アレルギーのパッチテストなど、より精密な検査を行いました。

これらの検査結果から肺アスペルギロームと診断されました。

フランス語だとasperguillomeって言うんですが、多分、日本語の病名はこれで合ってるかなと。

 

治療法について、医師からはなんの躊躇いもなく「君は若いし、体力もあるから、すぐに手術して治したほうがいいね!喀血してるからすぐにやるべきだね!」と告げられたときのやりきれなさ・・・。

 

診断される前から、なんとなくうっすら予想はしてはいたけど、薬で治せるんじゃね?と踏んでいた自分が甘かった。

 

三年前に日本で自然肺気胸の手術受けたばっかなんですけど?

 

 

人生三度目の手術?

え、多くね?

 

しかもフランスで?

 

世はコロナ禍の真っ只中なんですけど?

 

しかも、ここには身内とか誰もいないんですけど?

 

以上のような混乱が頭の中で炸裂。

 

それでも、コロナ禍でパリなどは手術が延期されてると聞いたので、それを踏まえるとすぐに手術ができるのは有難いことですね。

逆に考えると、割と緊急だと言う見方も出来ます。

 

というわけで、手術の腹を括りました!!

 

肺アスペルギロームとは

 

この病名については、聞いたことすらありませんでした。

呼吸器科にかかる前に、予め自分の症状と照らし合わせてネットで情報を収集したときに初めてこの病名を知りました。

 

肺アスペルギローマでググって下にスクロールすると、余命とか死亡率とか出てきたので当初は無駄にビビッたのは言うまでもなく・・・。

 

 

具体的にどんな病気かと言うと、肺の中にアスペルギルスと言うカビが入り、それが繁殖して肺を傷つけると言ったものです。

 

通常、アスペルギルスと言うカビはどこにでも存在しています。

身体に入り込んだとしても、人間には排出機能が備わっています。

 

しかし、免疫が低下していたり、肺に元々疾患があったり、肺に傷跡がある場合は、感染症を引き起こすことがあるとのこと。

喘息持ちの自然肺気胸の前科持ちの自分をまさに標的とした病気であることが伺えます。

よって、今回喀血を引き起こしたとのこと。

 

ウイルスではなくカビなので、薬の投与による根絶は困難。

投薬治療はあくまで一時的処置に過ぎないということで、外科治療を施すのが一般的とのこと。

 

今の心境

 

月並みな言葉ですが、「健康第一」ですね。

通院が続くと出費もかさむし、精神的な面でも不安が募っていきます。

 

いかに健康であることが素晴らしいことで、何よりの財産であるかということを強く実感。

 

それと、同時に頸椎症性神経根症という病気も患ってまして、2020年一体どうなってんだよ!?みたいな(笑

こっちは幸い、まだ軽いので良かったですが、治るまで通院が続きます。

 

オレの健康よ、早くカムバック!!

 

まとめ

 

このコロナ禍でフランスで入院手術となると、正直気が重いですが、いつもの感じ?で乗り切ります。

そして、そこで感じたことをまた皆さまにお伝えできたらなと!

だって、気になるじゃないですか、可愛い看護師さんはいるのかとか、手術前の除毛はやってくれるのかとか(笑

ぼくが言うのもアレですが、いつもとは違った違和感を身体に覚えたら、重い足を上げて早めに医者に行きましょう!!

この記事が何らかのお役に立てば幸いです。

 

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