【フランス留学】 文化の違いについて考える。

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ボンソワー、ズッカです!

フランスで暮らす中で、一番感じるのが言葉の壁もそうなのですが、何よりも文化の違いです。

今日までの実際に感じている文化の隔たりについて、今日はクローズアップしてみたいと思います!!

 

文化の違い

 

一括りに文化の違いといっても、様々なものがあります。

異なるものは言語から始まり、礼儀、食事、音楽、芸術、娯楽、思考などなど多岐に及びます。

違うからこそ面白みがありますし、この差異が改めて自国のこと、自分のことを考えさせられたりもします。

生活する中で感じたことをまとめてみたいと思います。

 

名前

 

普段、日本で慣れ親しんだ苗字や名前とは違い、一気に複数の人と知り合う場面となると、他国の人の名前を覚えるのは一苦労だったりします。

聞きなれない名前だと、一聴しただけでは覚えるのが簡単ではありません。

それは向こうの人にとっても同じで、ぼくの名前を伝えても定着するまでに時間差があるなんてことがあります。

対して、学校の先生なんかは、すぐに名前を覚えるため、毎度感心させられます。

名前をいち早く覚えるというのはとても大事なことで、より円滑なコミュニケーションを取る上では欠かせないものだと実感しております。

やっぱ、外国で名前を覚えてもらえるって嬉しいじゃないですか。それと同様に、向こうも外国人から名前を覚えてもらえたら嬉しいはずです!!

日本で会社勤めをしていた時なんかは、名前で呼ばれることはほぼ皆無で、常に苗字で呼ばれていたため、今こうして名前で呼ばれるのはやっぱり良いなあと。

名前で呼ばれるのって親近感が湧きますし、ぼくはすごく嬉しいです!

 

年齢

 

日本にいると、世代を越えて親密な仲になるというのは珍しいことかもしれません。

これは日本人の持つ謙虚さだったり、敬語という縛り、距離を置くといった振る舞いから来るものだと思います。

対するフランスは、顔見知りや知人という間柄になると、最初はvouvoiement(日本語にあたる敬語)でもすぐにtutoiment(日本語で言うタメ語)に移行するのが普通のようです。自分より年齢が10個上だろうが、打ち解ければすぐにタメ語を使います。

日本にいると、例え親しい仲だとしても、年上の人には中々タメ語を使うことはありませんよね。たった一個上の方でも、時には年下の方にも敬語を使うなんてことはよくあります。

こういった要素が、日本人は礼儀作法・上下関係を重んじる傾向にあることを改めて感じさせられますし、同時に年齢という壁や縛りを作り出しているようにも思えます。

どちらが良いとか悪いとかではなく、双方に良さがあります。

こういったフランクな関係に惹かれる傍ら、時には日本人特有の謙虚さが自分を抑制してしまうこともあります。

 

 

音楽

 

ぼくは昔から音楽が大好きで、邦楽・洋楽を問わず聞くのですが、日本では一般的に洋楽が好きだというと「ツウな人」という印象があると思います。

同じ大衆的な音楽でもありながらも、国内でこうした捉え方の違いがあることは、邦楽・洋楽の間に隔たりがあることを象徴しているようです。

例えば、ぼくは80年代の洋楽が好きで、NEW ORDER、DEPECHE MODE、EURYTHMICS、DEAD OR ALIVE、DURAN DURANなんかを好んで聴くのですが、日本の同世代の友達に話をしたところで「知らない」の一言で片付けられ、会話が終了してしまいます。

一方、フランスで出会った同世代の方と音楽の話になると、これらの会話がごく自然に成り立つのです。若くしても、当然のように知っていて、「古いものを知っている(歴史を知っている)ことこそがステータスの一つ」というような風潮も見受けられます。

ヨーロッパと日本という物理的な距離の差が顕著に表れている文化の違いの一つだと感じました。

こうした音楽の話題を通じて、打ち解けたり共感し合うことは珍しくなく、その度に色々な音楽を好きでよかったなと感じるひと時でもあります。

また、ヨーロッパはクラシックの歴史もあることから、音楽というものをより芸術的に捉えている気がします。

しかしながら、日本の場合は音楽=商業または芸能という考えが否めません。近年の日本の音楽は、以前にも増して商業要素が強く、ヒットチャートを目にすると尚更それを強く実感します。

残念ながら、日本の音楽は知られていなく、少し日本に興味のある方は久石譲、BABY METAL、X JAPAN、DIR EN GREYを日本のアーティストとして挙げていました。

 

パーティー文化

 

これに関しては、以前の記事でも少し触れました!

 

 

先日も家で人を招き入れ、パーティーをしました。

夜9時ぐらいから始めて、深夜3時ぐらいにお開きになりました(笑

対して、日本は礼を重んじる国ですので、こうした振る舞いに驚くのは当然のこと。

初対面の人の家で夜中までどんちゃん騒ぎをするって日本人の文化からしたら、そうそうないですよね。。

今でこそなんとも思わないですけど、音楽も結構な音量でかけて、そこでみんな踊って、という光景を目の当たりにしたときはマジか!って思いましたもん。

普通に日本で暮らしていたら、そんな夜中まで友達の家に居座るなんて学生ぐらいですし、音楽を大音量で聴くなんて他人の迷惑極まりないので、大抵の人はやらないです。

ラテン系の国ということもあり、人々はとてもフランクで、例え初対面の人でも分け隔てなくフレンドリーに振る舞いますし、話の内容も娯楽から政治と多岐に渡ります。特にぼくのような外国人は珍しいのか、色々な質問をされます。

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これまでの仲間内の関係を大事にする日本に対し、フランスは新しい人間関係を築くことに重きを置いているという印象があります。

 

宗教

 

日本にいると宗教というものにあまり馴染みを感じません。

あえて挙げるなら、ぼくも含め多くの方にとって、仏教が一番身近な存在だと思います。

ぼくらは当たり前のように、元旦や何か大事な祈願をする際はお寺に出向き、手を合わせて懇願をしますが、そこに宗教的な意味合いはあまりありません。

しかし、キリスト教やユダヤ教やイスラム教の方にとって、お祈りは自分の願いを叶えるためのものではなく、信仰している神様とコミュニケーションを取るために行うものだという話を聞きました。

日本では見かけることがあまりない、ヘジャブを見に纏うイスラム教の女性、キッパを被るユダヤ教の男性をここではよく見かけます。

ある金曜日のこと、友達のパーティーに誘われて出かけました。

友達が住む界隈はユダヤ教の人が多く住んでいる地区で有名な場所。

スーツとキッパに身を包む多くの男性が周辺を闊歩し、とある男性は自分の家に入るのにインターフォンを鳴らさず、ドアをドンドンと叩き、家族がドアを開けてくれるのを待っていました。それはとても異様な光景でした。

それまでは知らなかったのですが、毎週金曜日の日没から土曜の日没までユダヤ教の人たちは一切電気を使ってはいけない(働く行為を禁止している)という話を友達から聞かされて、なぜそういった行動をとっていたのか納得しました。

それから、ある日、インスタントラーメンを作ろうと、コーンとマッシュルームと豚肉を炒めてラーメンに入れて、みんなで食べようとしました。ところが、そのうちの一人がイスラム教徒で、ぼくはそんなことをすっかり忘れていたため、肉を炒め始めてから「豚肉は食べない」と聞かされて、「しまった!」と準備をし直しました。

日本に比べ、フランスは宗教が身近にあることから、人に料理を振る舞う際も、より気を遣わなければならないことを実感しました。

それから、ベジタリアンの方も割といますね。

 

議論

 

フランスに来て、自分の意見を求められることが多いです。

日本では議論という文化に馴染みがないため、これには少々悩まされています。

議論の内容にもよるのですが、学校の授業で宗教や有機野菜やホメオパシー療法について話した際に、どちらも日本では馴染みがないため、ピンと来ませんでした。

仮に、日本語でこれらのことを述べたとしても結構難しいです・・・。

フランス語でそれを行うのは尚更難しいです。

また、議論すると、必ずと言っていいほど自国のことについての意見も求められます。

先日、先生から「世界的に日本のロボットのテクノロジーはすごい発達していますが、それについてどう思いますか?」という質問を投げかけられましたが、最近のロボット事情について全く知らないため、うまく受け答えをすることが出来ませんでした。

その後、先生は人工知能の囲碁対戦について話を展開していましたが、「ああ、それっぽいのを聞いたことがある」とぼくの頭の中ではその程度。

ぼくは自分の国に関することを何となくしか知らない、自分の生まれ育った国に関連することもロクに知らないのか、と痛感させられました。

外国語を学ぶということは、幅広い視野を持ち、多種多様性について考えることにも通じることを改めて感じました。

 

 

まとめ

 

フランスで生活する中で感じた文化の違いについてまとめてみました。

まだまだ挙げればありますが、今日はその中でも強く感じた違いについて紹介させて頂きました。

日本ではマジョリティに含まれているであろうぼくも、フランスではマイノリティに過ぎません。

考え方次第では、個性にもなりますし、偏見にもなります。

フランスという土地で、これまで以上に自分が日本人であることを強く認識しますし、同様にこのアイデンティティを大事にして行きたいと感じています。

では、みなさんボンソワレー!!

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